身体が冷えるこの時期に"甘酒"でホッとひと息!
疲れを癒やし、身体が温まる飲み物「甘酒」。 "飲む点滴""飲む美容液"などと呼ばれ近年人気が高まっていますね。
甘酒は、大きく分けて二つの種類があるのはご存知ですか? ひとつは、酒粕を水でのばし砂糖を加えて作る「酒粕甘酒」で微量のアルコール分を含みます。 もうひとつは、米と米麹から作る「米麹甘酒」です。 こちらは、ノンアルコールで砂糖を加えずお米が持つデンプンの優しい甘さが楽しめます。
どちらの甘酒にも、それぞれ健康効果・効能がありますが、今回は"飲む点滴"と呼ばれ注目を浴びている「米麹甘酒」をご紹介しましょう。
米麹で作った甘酒には、麹菌がデンプンを分解することで生まれる成分に点滴と同じ成分のブドウ糖、ビタミンB群やミネラル、アミノ酸が豊富に含まれており、これが疲労回復に効果を発揮します。 また、豊富に含まれているビタミンB群は血行と代謝を促進させ、体内の老廃物も排出しやすくして、美肌効果も促進してくれるのです。
このように美肌・疲労回復など嬉しい効果がいっぱいの甘酒ですが、栄養素の吸収のスピードが速いため血糖値を急激に上昇させ、摂りすぎてしまうと肥満の原因にもなります。一日に飲む量は120~200ml程度に抑えることも大切です。